現在では社員数約200人を超える企業へと成長した株式会社松本コンサルタント。その創業者である松本忠会長の、苦難を乗り越え仕事に賭けた人生の回想録。
　著者は昭和 15 年、徳島県阿波市生ま れ。幼い頃は吉野川北岸流域の温暖な地で兼業農家の三男坊として育ちます。高校卒業とともに東京の測量会社に就職、そこで一生の仕事となった「国土調査」出会い、その後、仕事で赴任した岡山では生涯の伴侶、睦栄さんと出会います。故郷徳島へ戻って松本測量有限会社を創業するものの、創業時の壮絶な苦難を経験。そんな時に倫理経営と出会い、実践を繰り返すうちに、会社も順調に成長しました。現在では 2 代目松本祐一社長のもと社業発展を続けています。

阿波踊りで有名な四国の徳島県は、女性社長比率日本一を誇っています。
そんな阿波女のひとり、坂田千代子氏の仕事に賭ける情熱と熱意、へこたれない前向きな気持ちが詰め込まれています。
ドタバタの創業期から成長期・成熟期、上場企業グループの社長・会長まで。会社の変遷とともに「学び感銘した言葉の数々」が綴られています。
盛和塾の塾生でもあり、稲盛和夫塾長から教わった言葉もちりばめられており、読む人に元気と勇気をもらえる!お薦めの一冊です。