前回、自分史作りのメリットについてお話しました。
今回は、自分史の書き方ついて紹介します!
自分史作りは思いのほか時間がかかるものです。自分のペースで、少しずつ進めましょう。
まずは、とりかかる前に気を付けたいことを紹介します。
☑ 読む側の気持ちになる
例えば、相手を批判したり、嫌味を書いたり、皮肉ったり、他人の秘密を暴露したり。自分は誰かを傷つけるつもりはなくても、無意識に書いてしまっているかも…。
心配なときは、気心が知れた人や自分史の登場人物になっていない人に読んでもらうといいかもしれませんね。
「読んだ人を傷つけない」本にしたいものです。
☑ 嘘を書かない
嘘や、事実を明らかに誇張していることを書いてしまうと、あなたの人間性を疑われたり、信頼を失ったりしてしまいます。
また、良心が傷つくことで、自分にとっても良い本ではなくなってしまいます。
☑中断しそうになったら、協力を求める
自分の事とはいえ長い時間と労力をかけていると、行き詰ったり、面倒になったりして中断していまう人が多いと思います。
最後まで書き上げるためには目標時期を決めて「それまでに自分史を書きあげる」と周囲に宣言したり、
友達と一緒に計画して、ひとりの本を順番に全員で作っていったり、ひとりで完成させようとせず、周囲に協力を求めることをおすすめします。
ちなみにアニバ出版では、次回お会いする日の約束をしてから打ち合わせを終えます。そうすると「この日までに幼少期の出来事を書いておこう! 」など、小さい目標ができるのです。編集だけでなく、スケジュール管理や、企画、本作りを楽しんでいただくのもアニバ出版の仕事です。
さて本題の自分史の書き方ですが、いくつか方法があります。今回は代表的な書き方を紹介します。
➀年表を作る(出来事を箇条書きで書く)
③出来事について、一つひとつふくらませていく
②目次を考える
④資料集め
⑤目次順に、文章をあてはめていく
⑥始めと終わりにあいさつ文を入れる
➀年表を作る(出来事を箇条書きで書く)
自分のことだけでなく、両親や兄弟、いとこ、子ども、孫、ペットなどのことも分かる範囲で簡単に書いてください。よく覚えてないことや、特に思い入れがないことは書かなくてOKです。
②出来事について、一つひとつふくらませていく
どの年代の出来事からでもいいので、WordやExcelなどのツールを使って
箇条書きになっている出来事を文章にしていきましょう。ここでも「書いていてつまらないな」と思ったり「そんなに思い入れがないな」と気付いたら、その話は不採用にして、次に進みます。
ここで「自分以外の人が読んで興味を持って読み進めてくれそうか」と「自分が読んで面白いか」を考えます。
どちらもあてはまると思った話は、ぜひたくさん書いてください。
自分が書きたいことで「自分以外の人が読んでも面白くないかも」と思ったら、事実のみを書くようにしましょう。ついつい自慢話ばかりになりがちなので、注意が必要です。
③目次を考える
本の構成は、大体が『前付 (「はじめに」など)→目次→本編→後付 (「おわりに」など)』
となります。おおまかでいいので、本編の内容をどの順番にするか考えます。
④資料集め
自宅にあるものや、実家に置いてあるアルバムや新聞の切り抜きなどを集めましょう。
たくさんある方は、間引きしてくださいね。
⑤目次順に、文章と資料をあてはめていく
話の流れを考えて、原稿を増減したり、目次の順番を変更したりしましょう。
⑥始めと終わりに挨拶文を入れる
渡す人に向けて始めに挨拶文を、終わりには自分史を書いてみての感想などを入れましょう。
いかがでしたか?
文章を考えたり、目次を決めたり、資料を集めたり、することがたくさんありますね。
大事なのは、無理せず休みながらも続けることです。
書きあがった瞬間を想像して、楽しんで自分史作りしてみてくださいね!
アニバ出版では、1日1組限定で無料本作りセミナー&相談会を週に1回くらいのペースで行っています。
自分史作りに行き詰ってしまった、これから作ろうを思ってるけど何から始めたらいいか分からない、など気軽に相談してくださいね。
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